カリキュラム
1年間の短期集中コース
技術発展が目覚ましい業界で活躍するには、若いうちから現場で経験を積み成長する事が重要だと考えてます。本コースでは、1年短期集中でプログラマとしての基礎技術から考え方までを習得し、いち早く業界に飛び出し活躍できるような即戦力人材を育成します。
1年間の流れ
時間割の例
主な授業項目
- 基礎から始める、実践的なプログラミング
- IT 企業で多く使われているプログラミング言語である JavaScript を利用する実践的プログラミング教育。実際に動くWebアプリやパソコン向けアプリを作りながら、初心者でもプログラミングを習得できます。
- よりよいものづくりのための、設計論
- 建物が建てて終わりではないように、プログラムも作って終わりということはありません。その後の改善や新機能の追加を見据えた、長期に渡って役立つよいプログラムを作るためには、初期設計が大切です。実際の開発現場に近い講師ならではの具体的な失敗例やその傾向と対策を知りながら、演習を通した生徒同士のディスカッションから、よりよい設計論について、深く学びます。
- 実務さながらの開発環境
- ソースコード管理システムや、バグ管理システムといったプログラミングにまつわる各種アプリの使い方も、本授業でお教えします。実際の開発現場で使われているツールの使い方も習得し、また授業の中でも使い続けることでより即戦力人材としての価値を高めます。
- 何を作るべきかを考える、課題設定
- 本授業ではプログラミング能力だけでなく、その技術を活かす考え方についても扱います。欲しいとされているものがなぜ必要なのか、本当の課題はどこにあるのかを深く考え、より課題に即した解決方法を提示できるようになれるプログラマを目指します。
- チームで作る、課題制作
- 実務で必要とされる『コミュニケーション能力』とは、朗らかに話す能力、ではありません。
ただしくメンバーと情報を共有し、効率よく問題をクリアするための方法論です。本講座ではチームにわかれた課題制作に講師がファシリテーターとして入ることで、より効果的にチーム運営、メンバーとしてどう振る舞うべきかを学びます。
チーム開発
①チーム結成・企画会議
まずはチーム作りと、そのチームが何を作るかの話し合いから始まります。日常の中で困っていることや、あったら楽しそうなものなど、思いつくままにアイディアを出しあった後は、その中でどれをどうやってどんなものを作るかを決めて、チームが動き始めます。
また、企画会議の進行には担当講師たちがファシリテーターとして参加し、より活発な議論ができるようサポートします。
②プロトタイプ版の開発
しっかりと話し合った後でも、お互いの認識違いや、想像と違うものが出来上がってしまうのはよくあることです。なので、実際の開発現場と同じように、簡単なプロトタイプ(試作)を作ります。実際に動くアプリであったり、紙に書いたアプリ画面で検討してみたり、様々な方法で完成品へのイメージを高めます。
③完成
プロトタイプで確信が持てたら、あとは開発あるのみ。役割分担しながら、最初の完成へ向かってプログラミングを行ないます。『リリース(完成)が本当のスタート』と言われるように、作り上がってからも、発表会までに様々な機能追加や、修正を加えながらよりよいアプリへと成長させていきましょう。
④発表会
発表会では、完成したアプリの紹介をおこないつつ、どういった経緯で今の形になったのか、最初に解決しようとしたのはどういったことだったのかなどを発表します。担当講師だけでなく、現役のエンジニアを招いての発表会になるので、ビジネス観点からの改善案や、プログラムの構造、チーム運営についてのアドバイスを受け取ることができます。